軽量車止めブロック

焼却灰使用車止めブロック
福岡市のごみ焼却施設で発生した焼却灰のうち 電気集塵機で捕集された灰(飛灰)は、現在薬剤またはセメントにより固化した後、管理型埋立場に埋め立て処分されています。 しかし、埋立場の容量に限りがあること、また、環境に与える負荷をできるだけ減らすため、福岡市では焼却灰を資源として有効利用する方法を 調査・研究してきました。

この方法の一つが、飛灰をペレット状に成形後、 高温で焼成して、無害化した後、コンクリート用軽量骨材を製造するものです。この軽量 骨材を、通常骨材(砕石)の代替品として 車止めブロックを製造すると、 強度は市販品とほとんど変わらず、1割以上軽量となり、作業効率が高まります。


飛灰とは?・・・ごみを燃やしたときに舞い上がったものを集塵したもので、この時に鉛やカドミウム、さらにはダイオキシンも取り込まれてしまいます。すなわち有害物質が皆入ってしまうことから「ごみの中のごみ」と呼ばれております。

 

 
 

製造工程

焼成ペレット
チャート1
車止めペレット
チャート2
 
 

 

分析例 ペレット使用品 市販品
材料配合割合 172kg/m3 172
セメント 344 3444
細骨材 1,081 813
粗骨剤 - 1,083
ペレット 560 -

混和剤

0.344 0.344
配合強度 材齢14日 31.7N/mm2 33.6
重量(個) 16.2kg 18.7


焼成ペレットは以下のように土壌の環境基準値を 満足することが確認されています。
  目標(環境基準)値 実績値



600ppm 以下 100ppm 以下
カドミウム 9ppm 以下 9ppm 以下

0.01mg/l 以下 0.01mg/l 以下
カドミウム 0.01mg/l 以下 0.01mg/l 以下
クロム 0.05mg/l 以下 0.05mg/l 以下
砒素 0.01mg/l 以下 0.01mg/l 以下
セレン 0.01mg/l 以下 0.01mg/l 以下
ダイオキシン 1.0ng/g 以下 0.001ng/g 以下


※この研究開発は、通産省の補助事業「非鉄金属系素材リサイクル促進技術研究開発」の一環として福岡市と住友金属鉱山株式会社および(財)資源環境センターの研究協力で行われたものです。このリサイクルブロックは、(株)野田ブロック工業で製造された製品です。


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